ペイ・フォワード〜受けた学びと親切を次へ渡す〜

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成れる会大阪マーケティング塾の種村文孝です。

もう3年以上前になりますが、
成れる会大阪マーケティング塾を山田サトシさんと2人で立ち上げた時、
1つの映画の話が、話題にあがりました。

ミミ・レダー監督の『ペイ・フォワード 可能の王国』(原題:Pay It Forward)です。

映画を観たことがない人のためにあらすじを少しだけ紹介させていただきます。

主人公の中学1年生のトレヴァー少年は、
社会科の授業で、

「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」
という課題を先生から与えられます。

そこで、彼が提案した考えが、「ペイ・フォワード」です。

自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すというものです。

そして、
実際に、彼は3人に親切な行動をとります。
「自分が受けた親切を、3人の人に渡してほしい」というメッセージとともに。

親切の輪がすぐに広がっていくかというと、
なかなかうまくはいきません。
親切を受けても、次に渡さない人もいるためです。
そのため、主人公は3人の人に親切な行動をしてあげることで連鎖を生じさせようとしたのでした。

やがてそれは思いもよらない結末につながっていきます。


私たちは、誰かに優しくしてもらったり、親切にしてもらうと、
その相手に対してお礼をしたりお返しをしたりします。

これは、「ペイ・バック」ですね。
相手にそのまま親切を返す。

一方で、「ペイ・フォワード」は、

次へ渡すというところに特徴があります。
受けた親切を自分に返してもらうのではなく、
代わりに、誰か困っている他の人に対してしてあげるというものです。

「ペイ・フォワード」としては、
会社の飲み会などで、
先輩が奢ってくれた際に、
「お礼はいいから、お前たちも部下や後輩ができたら、その時に奢ってあげなさい」
というようなものです。

厚意、親切、思いやりを次へ渡す。
それも1人から受けたら、3人に対して渡すということですね。


日本でも昔から「恩送り」ということで言われていることでもあります。

誰かから受けた恩は、その人に返すのではなく、別の人に渡すというものです。

「情けは人のためならず」
ということわざもありますが、
他の人に親切にすると、巡り巡って自分にかえってくるものだ、
ということですね。

成れる会大阪マーケティング塾を立ち上げた時、
ペイ・フォワードにつながる、
ということをイメージしていました。

成れる会では、

自分たちで学びの場をつくり、講師を呼んできます。
決して講師ありきの会ではなく、
自分たち(代表やメンバー)の意向にあわせて、誰を講師に呼んで、どんな話をしてもらうかを決めます。

そのため毎回、期ごとにメンバーでテーマを考え、
どうなりたいかを明確にしています。

講師ありきではなく、
メンバーありきなのです。

自分たちが学びの場をつくり、
講師からも学び、メンバーがお互いにも教えあったりして学びます。

そして、

教えてもらったこと、結果を出すためにしてもらったことについて、

次の期のメンバーに渡していきます。

直接、講義で教えてもらうこと以外にも、

成れる会では、仕事についてのアドバイスをもらったり、

一緒にビジネスをしたり、

悩みを聞いたり、

1つ上の期のメンバーや同期から様々なサポートがあります。

成れる会大阪マーケティング塾を始めた時、
代表として思い描いていたのは、
自分たちが学びの場をつくり、
そこで学んだ1期生が2期生を募集して、2期生を育てる。
そして、2期生が中心となって3期生を募集して学びの場をつくって育てる。
そのような学びの連鎖でした。

夢をかなえるため、
目標を達成するため、
なりたい自分になるため、
上の期が下の期を育て、

自分たちがしてもらったことを、次の期のメンバーにペイ・フォワードしていくという流れです。

恩送りの連鎖、
教育の連鎖、
学びの連鎖。

当然ながら、
学びの連鎖や教育の連鎖が途中で途切れることも考えられました。

「自分さえよければいい」
「自分の成功がすべてで余計なことはしたくない」
「他の人の面倒をみたり、教えたりしている余裕はない」
そんなメンバーばかりになれば、
この仕組みや流れは途絶えることになります。

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今、成れる会大阪マーケティング塾は6期の開講準備中ですが、
メンバー1人1人が、どんな人に学びを届けたいかをしっかり考えてやっています。

こんな人たちと一緒に学べたらよいのではないか、
こんな人たちのために自分たちが役に立てることがあるのではないか、
そうやって考えること自体が力になると思います。

成れる会大阪マーケティング塾で学んだメンバーも、
京都、高槻、名古屋、丹後、天王寺、神戸で学びの場をつくったり、つくろうと準備しています。

学びを連鎖させていく。
自分たちが受けた恩や親切を、次に送っていく。
それも1人から恩を受けたら、2人や3人に渡していく。

「ペイ・フォワードですね。

世界をよくするアイデアを実際にやって、

人を育てる連鎖や学びの連鎖、恩送りの連鎖を実現させられたらいいですね」

そうやって話していた1期の開講準備の頃を、
ふと懐かしく思い出しました。

成れる会大阪マーケティング塾の1期は、4人でスタートしました。
4人でできることなんて、限られていましたし、夢物語に思った人もいるかもしれません。

それでも、
自分たちが力をつけ、
仲間を集め、
仲間と高め合い、
一緒に仕事をしたりセミナーをしたり、
オープンキャンパスをして多くの人に学びを提供したり、
苦しい時に支えあったりしてここまでやってきたことを思う時、
ペイ・フォワードを実践していくことの力の大きさを思います。

誰かから親切を受けたら、
「3人の人に親切にしてあげてください」と伝えて、
ペイ・フォワードのバトンを渡す。

成れる会も一緒です。

自分が受けた学びや親切が、もし価値あるものだったとしたら、
それを2人、3人に届けてあげてください、というものです。

ペイ・バックで恩をそのまま返すのではなく、
ペイ・フォワードで恩を次に送っていく。

1人1人が生き生きとして、
なりたい自分になって、やりたいことをやって、
そして力をつけたら、その力で周囲の人を力づける。

自分としても、もっともっと与えていきたいと思います。

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