経験のない領域に関する依頼があったらどうする?
成れる会大阪の高橋です。
最近、独立して事業している人から、
「今の業務に関する知識と経験だけでは広がりがない。
もっと色々な業務が出来るように
再度就職して経験を積むことにした」
というようなお話をお聞きしました。
もっと早くにお聞きしていたら、
「本質的には問題はそこではない」
ということをお伝えしていたと思います。
たしかに、
経験を積むための時間は必要ですし、
経験を稼ぐ期間があってお金を稼ぐに繋がっていく
のですが、
ベースに持っておかないといけない考え方は、
経験のない領域でも対応できる力を養う、です。
独立して自分で事業を進めていく際、
クライアントのニーズに応えるために、
必ず立ちはだかるのが「経験のない(浅い)領域への対応」です。
経験のない(浅い)領域なので、「無理です」とお断りするのか
それとも、
「その領域に関する経験は浅いですが、全力でやらせて頂きます
あるいは、その領域の得意な人と協力して全力で進めさせて頂きます」
と言うのかで、
その後の自分のサービスの拡がりが全く変わってきます。
両者で考え方の違いはどこにある?
両者の考え方の違いについて見ていきたいと思います。
無理だからお断りするケースで出てくるのが
往々にして自分目線の考え方です。
時間がない
自信がない
責任を負いたくない
得意領域ではないので効率が悪い などなど
それに対して、
経験のない(浅い)領域でも対応する
というケースでの根底の考え方は相手目線。
クライアントさんの
・願いを叶える
・ニーズに応える
・悩みに答える
・不安を解消する
というようなところに焦点が当たっていれば、
とるべき選択肢は自ずと決まってきます。
別に自分で全て対応する必要は全くありません。
(職人タイプの人は全て自分でやらないといけないと思いがち)
経験のない(浅い)領域に関してお引き受けすると
クライアントに迷惑をかけるのでお断りした、
ということもお聞きすることがあります。
一見すると相手目線のようにも聞こえますが、
それはもっともらしい言い訳で自分を守っているだけ
のケースも結構ある。
つまり自分目線です。
私自身がまさにそうだったので、
手にとるように分かるのですが、
相手目線のフリをした自分目線
には気を付けたいものです。
成れる会では
様々なケースで相手目線の重要性や本質を
実践を通じて学んでいきます。
本当の意味で
相手目線が出来ていれば、
人生もビジネスも必ずうまくいくはず。
私自身もまだ道半ばですが、
追求していきたい本質的かつシンプルなテーマです。