どうせなら、受け取る側でなく、する側
天王寺マインドセット塾 代表の松本知佐子です。
もうすぐ阿波踊りですね。
「踊るあほうに見るあほう。同じあほなら、踊らにゃ損損!」
という節があります。
見ているだけより、踊った方が得!ということ。
同じことが言えるなと、今、しみじみと成れる会の仕組みの面白さを実感しています。
成れる会で必ず行う課題として、オープンキャンパスと言っている、学んでいる内容を披露するセミナーを開催します。
これは、学びに来て教えを受け取る側から教える側への立場の転換を行うというものです。
聞くだけの状態から、話す側に立つということです。
でも、それだけにはとどまりません。
半年1期を学んだ後には、一定の条件はありますが、復習講師として、
前週の講義を復習して教える側として担当していきます。
この立場の転換が、とてもたくさんのことをもたらしてくれます。
普通は、講座などで学ぶ時は一度聞けば終わりですね。
同じ講座を再受講することはありません。
資格の認定講師などであればフォローの講習などはあったりしますが、一般的な学びでは、レベルアップはしても同じことを学ぶことはないでしょう。
でも、それだけだと、その学んだことを十分活かしきれない場合がとても多くあります。
一部しか使えなかったり、なんとなく知っているで終わったり。
100%とはいかなくても、80%活かせているかというとNOという場合がほとんどだと思います。
ところが、復習講師をすることで、最初に学んだことで充分に理解できていなかったことをしっかりと捉えなおす機会になります。
その上、学んでから自分が取り組み始めて認識が変わったことを更にステップアップさせるような気付きを得られます。
まさに、聞いているだけより、伝える側に回った方が得!です。
その上、です。
受講する側としても、面白いことが起こります。
普通は、できるだけ第一人者に近い人の話を聞きたいものです。
ところが復讐講義で、違う人から同じ内容を聞くことで、違う人の人生やビジネス経験を踏まえた講義を学ぶことができる機会になります。
それは視点を増やすことになり、また自分の経験していないことを知る機会になり、学びの幅をとても広げてくれます。
物事を学ぶ際には、ぜひ、受け取るだけではなく、する側に立つことをお勧めします。