「自分らしい仕事をしたい」という若者へ

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自分の強みを活かしたい
自分らしく働きたい
自分にあった仕事をしたい
そういう相談を学生や若手の社会人から受けることがよくあります。

どうしたら自分の強みを活かせるのか?
どうしたら自分らしく働けるのか?

自己分析をしたり、
自分探しをしたり、
考えたり、悩んだりしますね。

成れる会大阪マーケティング塾の種村文孝です。

就職活動中や入社してすぐの頃など、
自分にもそういう時期がありましたので、
気持ちや葛藤はよくわかります。

何が天職なのだろうか、
自分らしさってなんだろうか、
他の人と違う何かを残したいけれどもそれはなんだろうか、
などと考えていた時期があります。

今でも、時々考えたりします。

自分らしい仕事をしたいという学生や若手社会人の悩みについて、
どのようなアドバイスが考えられるでしょうか?

これまでの経験を振り返ってみたらどうか、
好きなことをやったらどうか、
人に聞いたらどうか、
などなど、いろんなアドバイスが考えられます。

僕は、
「目の前の仕事でも、興味があることでもいいから、全力でやってみてはどうか」
とお伝えすることが多いです。

相手の状況にもよるので、
一概にこうとは言えませんが、
なんというか、そういう状態の人にお会いすることがよくあります。

自分らしくやろうとか、
自分のペースでやろうとか思っているうちは、
本当の意味での「自分らしさ」というのは発揮されないものなのです。

自分らしさを考えたら、ダメなことが多いです。

自分らしさの罠ですね。

目の前の仕事、与えられたこと、やるべきこと、興味があること、
なんでもいいのですが、
全力でやったら、その全力の姿勢ややり方こそが、その人らしさであり自分らしさだと言えます。

結果を出そうと思って全力で取り組めば、
考え方にもやり方にも、
自ずと個性は現れます。

真剣に調べる人もいれば、
試行錯誤を重ねる人もいれば、
アイデアをたくさん出す人もいます。

その取り組み方に現れてくるものが、
その人の「らしさ」であり、「癖」であり、「個性」です。

その中で、
夢中になれるものもあれば、
自然とできてしまうこともあれば、
苦労することもあれば、
楽しいこともあれば、
人に喜ばれることもあるでしょう。

全力でやった時に現れるもの、それが自分らしさなのであり、
自分らしさって何だろうと考えながらやっている時には、中途半端なものしか現れません。

目の前の仕事でもいいです。
相手のことを考えてでもいいです。
好きなことでもいいです。
嫌いなことでもいいです。

とにかく、出せる力をすべて使って、全力でやること。

結果にこだわり、
やれることを全部やり、
考えられることを全部考えること。

そうやれば、
自分らしい仕事になります。

就職活動中であれば、
自分らしい仕事は何かと考えるよりも、
全力でやれそうなこと、全力でぶつかれそうな会社はどこか、と考える方が、よいかもしれません。

何かを全力でやった時に現れるものが、自分らしさなのです。

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